60代 葉桜のおしゃれダイアリー

ファッション業界に携わり28年。還暦&定年。。。でも大好きなオシャレはやめないですよ😊

『倚りかからず』

今日見たドラマで、すごく心にガツーンと来る詩を知りました。

大好きな市原悦子さんの『弁護士高見沢響子』。ドラマの内容に直接関係は無いのですが、すごく心に残る詩でした。

 

『倚りかからず  茨木のり子』

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

 

茨木のり子さんの代表作、「わたしが一番きれいだったとき」は若い頃に読んだ事がありました。

「倚りかからず」は知らなかった。若い頃に読んだとしても、今とは受け取り方が違ったのだろうと思います。あと10年後でも違うのだと思います。

詩ってあまり馴染はないけれど、素敵だなぁと思いました。

 

本日のうず。

f:id:hazakura60:20221027191604j:image和風過ぎる😂その上きかんぼう顔🤣

 

読んでくださってありがとうございました。

明日から3日間28.2930日は出勤しています。

では又。